Sting率いるThe Policeの再結成は無いのか

The Policeで初めて聴いた曲は、1stシングルの『Roxanne』でした。これを聴いた私は、歌詞が字余り字足らずの連続で、さだまさしロックと思ってしまいました。大ヒットしましたが、ちょっと敬遠していました。しかし友達が来日時のライブに、隠し録りしたライブ音源のカセットテープを聴かせてもらってからどっぷりとハマってしまいました。Stingの歌はあまり好きにはなれなかったのですが、演奏が格好良すぎます。スカやレゲエを取り入れたサウンド、初期の頃のパンキッシュなスピード感、Stewart Copelandの手数が多くて小物を多用するDrum、シンプルな裏を取るBassなど、すべて格好良かったです。デビュー30周年を記念して2007年に再結成した以来、The Policeとしての活動はありません。Stingがソロシンガーとして成功している以上、活動は難しいのかもしれませんが、45周年、50周年と機会が残されています。デビュー30周年の時は、ライブを行ったのみで新作は作りませんでした。早く新作を聴きたいです。The Policeのメンバーは、Sting (Vocal, Bass)、Andy Summers (Guitar, Backing Vocal)、Stewart Copeland (Drum, Vacking Vocal)の3人です。そんなThe Policeの大ヒットしたオリジナルアルバムと、ライブアルバムを紹介します。

Outlandos d’Amour (1978)

記念すべき1stアルバムです。よほどプロモーションがうまかったのか、1作目からヒットしました。パンキッシュな勢いを持った『Next To You』、代表曲になった『So Lonely』、シングルカットされて大ヒットした『Roxanne』定番の『Can’t Stand Losing You』などが収録されています。後から聴き直すと、やっぱりこれなら売れるなぁと感じました。

1、Next To You

2、So Lonely

3、Roxanne

4、Hole In My Life

5、Peanuts

6、Can’t Stand Losing You

7、Truth Hits Everybody

8、Born In The 50’s

9、Be My Girl – Sally

10、Masoko Tanga

Reggatta De Blanc (1979)

2ndアルバムはレゲエやスカの要素を取り入れて、裏を強調したサウンドになっています。特にすごいBassラインが、シングルカットされた『Walking On The Moon』です。このBassラインだけで、Stingのセンスがすごいことが分かります。前作よりも大ヒットしたアルバムです。『Message In A Bottle』もシングルカットされ、大ヒットしました。ライブでも定番の曲です。The Policeのアルバムの中では、一番美味しいアルバムかもしれません。

1、Message In A Bottle

2、Reggatta De Blanc

3、It’s Alright For You

4、Bring On The Night

5、Deathwish

6、Walking On The Moon

7、On Any Other Day

8、The Bed’s Too Big Without You

9、Contact

10、Does Everyone Stare

11、 No Time This Time

Zenyatta Mondatta (1980)

最初タイトルを聞いた時には、『銭やって揉んじゃった』なんていやらしいタイトルだなぁと思いました。シングルカットされた『De Do Do Do, De Da Da Da』 は、色々な言語のバージョンがあります。日本語バージョンもあり、日本語歌詞を作ったのは音楽評論家の湯川れい子さんです。当時この曲のテレビCMがバンバン流れていたのをかすかに覚えています。『Don’t Stand So Close To Me』もシングルカットされ、大ヒットしました。遊び心のあるアルバムです。

1、Don’t Stand So Close To Me

2、Driven To Tears

3、When The World Is Running Down, You Make The Best Of What’s Still Around 

4、Canary In A Coalmine

5、Voices Inside My Head

6、Bombs Away

7、De Do Do Do, De Da Da Da 

8、Behind My Camel

9、Man In A Suitcase

10、Shadows In The Rain

11、The Other Way Of Stopping

Ghost In The Machine (1981)

このアルバムを初めて聴いた時は、?と思いました。The Police節はあるのですが、今までみたいなパンキッシュでも無く、裏を強調したサウンドでも無く、今までとは違う印象を受けました。嫌いではないのですが、私の家では、The Policeの中では、CDのターンテーブルに乗らなかった作品かもしれません。もちろん駄作ではありませんし、格好いいです。売れるために作られた感があって、違うかもという印象が一番強かったアルバムです。

1、Spirits In The Material World

2、 Every Little Thing She Does Is Magic

3、Invisible Sun

4、Hungry For You (J’aurais Toujours Faim De Toi) 

5、Demolition Man

6、Too Much Information

7、Rehumanize Yourself 

8、One World (Not Three) 

9、Omega man

10、Secret Journey

11、Darkness 

Synchronicity (1983)

このアルバムが一番売れたのではないでしょうか。シングルカットされた『Every Breath You Take』が世界的に大ヒットしましたし。しかし私は違和感を覚えました。初期の頃と違った感じ。また売れるために作られた作品だなぁと感じました。もちろん格好いいサウンドで好きなアルバムです。The Policeが大好きだからこそ、もっとパンキッシュでスカっぽくてレゲエっぽいものを望んでいました。このアルバムの中でも『King Of Pain』は、Stingのセンスの凄さが伺える曲です。

1、Synchronicity I 

2、Walking In Your Footsteps 

3、O My God

4、Mother 

5、Miss Gradenko

6、Synchronicity II 

7、Every Breath You Take

8、King Of Pain

9、Wrapped Around Your Finger

10、Tea In The Sahara

11、Murder By Numbers

このアルバムの次に1986年に次のアルバム制作のためにメンバーが集まりました。しかしアルバム制作は途中で頓挫してしまいます。Stewart Copelandが足を骨折してしまうのです。シングルとして『Don’t Stand So Close To Me』を録り直して、『Don’t Stand So Close To Me ’86』として発表します。しかしStewart Copelandは参加しておらず、リズムマシーンで録音されたDrumでした。シングル発表後、アルバム制作されないまま、メンバー各人が個人個人の活動をするようになりました。

Live! (1995)

ライブ音源が発売されていなかったThe Policeですが、活動休止後に突然発表されたライブアルバムです。2枚組ですが、1枚目が『Reggatta De Blanc』(1979)発表後のライブで、2枚目が『Synchronicity』 (1983)発表後のライブです。特に1枚目はStewart CopelandDrumが凄いです。スプラッシュという小さい径のシンバルと、オクタバンというパーカッシブなタムの使い方がめちゃくちゃ格好いいです。2枚目もいいのですが、トリオの他に、女性コーラス隊がいるので、ちょっと違和感を感じます。特に私は1st2ndが大好きなので、1枚目を推しますが、『Synchronicity』 (1983)あたりが好きな方なら、2枚目の方が好きかもしれません。

Disc 1

1、Next To You

2、So Lonely

3、Truth Hits Everybody

4、Walking On The Moon

5、Hole In My Life

6、Fall Out

7、Bring On The Night

8、Message In A Bottle

9、The Bed’s Too Big Without You

10、Peanuts

11、Roxanne

12、Can’t Stand Losing You

13、Landlord

14、Born In The 50’s

15、Be My Girl – Sally

Disc 2

1、Synchronicity I

2、Synchronicity II

3、Walking In Your Footsteps

4、Message Tn A Bottle

5、O My God

6、De Do Do Do, De Da Da Da

7、Wrapped Around Your Finger

8、Tea In The Sahara

9、Spirits In The Material World

10、King Of Pain

11、Don’t Stand So Close To Me

12、Every Breath You Take

13、Roxanne

14、Can’t Stand Losing You

15、So Lonely

Certifiable: Live In Buenos Aires (2008)

デビュー30周年記念のツアーを収録したブエノスアイレスでのライブを収録したライブ盤です。私も2008年の来日公演を観に行きました。初めてThe Policeを生で観て感動しました。年季の入った演奏でした。やはり目が行ってしまうのは、Stewart Copelandでした。このライブ盤はCDの他にDVDBlu-rayも発売になりました。

Disc 1

1、Message In A Bottle

2、Synchronicity II

3、Walking On The Moon

4、When The World Is Running Down, You Make The Best Of What’s Still Around

5、Don’t Stand So Close To Me

6、Driven To Tears

7、Hole In My Life

8、Truth Hits Everybody

9、Every Little Thing She Does Is Magic

10、Wrapped Around Your Finger

Disc 2

1、De Do Do Do, De Da Da Da

2、Invisible Sun

3、Walking In Your Footsteps

4、Can’t Stand Losing You / Reggatta De Blanc

5、Roxanne

6、King Of Pain

7、So Lonely

8、Every Breath You Take

9、Next To You

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StingとStewart Copelandの確執は本当か

アルバム制作時に必ずStingStewart Copelandは意見が食い違って、殴り合いの喧嘩にまで発展したという噂まであります。不仲説が絶えなかったStingStewart Copelandですが、いつも来日時にライブに行っていた友達に聞くと、ふざけ合っているだけと言ってました。バンドが解散や活動休止になると、メンバー不仲説が必ずつきまといますよね。Stingはジャズロック系、Stewart CopelandAndy Summersはプログレ系ミュージシャンでした。アルバム制作時に意見が食い違うのはあると思いますが、殴り合いの喧嘩にまで発展するというのは眉唾ものです。現に2008年に仲良く世界ツアーをやってますし。今後The Policeとしてライブをやることはあるかもしれませんが、アルバム制作をして欲しいです。

ミュージシャンが歳をを重ねると、一番売れたキャリアバンドで再結成されることが多い中、The Policeの再結成はあるのか、いや、あって欲しいです。

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