還暦を過ぎても衰えない亜無亜危異 (アナーキー)

亜無亜危異 (アナーキー)ってすごいですよね。もう還暦かと驚かされます。日本のミュージシャンやタレントさんでも亜無亜危異ファンが多く、インパクトが強いパンクバンドです。埼玉県で結成されて1980年にデビューします。現メンバーは仲野茂 (Vocal)、藤沼伸一 (Guitar)、寺岡信芳 (Bass)、小林高夫 (Drum)の4人です。残念ながら、逸見泰成 (Guitar)は2017年に亡くなってしまいましたが、現在もメンバー扱いです。

『東京イズバーニング』という曲は、歌詞が過激過ぎてレコードが強制回収されたりしました。皇室批判する内容の歌詞だったので、当時は右翼団体が動いたと噂になっていました。また『タレント・ロボット』という曲も、テレビタレントを批判する内容だったために問題になりました。曲を削って再発売されたりしましたが、自主制作のライブ盤では、そのまま収録されています。そのライブ盤はもう入手困難です。

結成当時は演奏が下手で荒削りで歌詞が過激、それが魅力でした。国鉄の作業服を着たメンバーが、髪を逆立てて過激な歌詞と荒っぽい演奏。これがこのバンドの魅力でした。デビュー当時はかなりインパクトがあって、子供であった私は怖くて怖くて仕方がありませんでした。しかしこのバンドの音楽を聴くと、かなりのストレス発散になりました。

亡くなった逸見さんが、1986年に元妻(PERSONZJILL)を喧嘩で刺してしまって逮捕されて、バンド名をThe Rock Bandに変えて活動をしましたが、売れなかったのとソロ活動が多くなって活動休止になります。

私がバンド活動をしていた20代の頃、PERSONZの元ローディー(セッティング担当、いわゆるボーヤ)をやっていた人と東京の新宿ロフトに目的も無くライブを見に行きました。ライブの出演者は知りませんでした。そのPERSONZの元ローディーの人が『あっ、凌さんだ。。。』と言いました。新宿ロフトのフロアーの隅にミニバーがあって、そこに俳優で元ARBVocal石橋凌さんが奥さんの原田美枝子さんと一緒にお酒を飲んでいました。PERSONZARBオフィス所属だったので、顔見知りだったそうです。もうすでに彼はローディーを辞めており、ARBオフィスを退いた後だったのでバツが悪かったのでしょう。しかし小さなライブハウスですので、すぐに見つかってしまいます。自分から挨拶に行きました。その時に、私は石橋さんを紹介されました。リーゼントにライダースの革ジャン姿の石橋さん。石橋さんは紳士的な笑みを見せて、『よろしく』と言って右手を差し出してきました。右手を出して握手をしたら、力いっぱい握られました。その時に、ステージでライブをやっていたのが、活動休止中の亜無亜危異藤沼さんと寺岡さんが、別のVocalPercussionの人(名前は知りません)とのブルースセッションでした。

2018年より活動を再開しました。ライブも精力的に行っていましたが、コロナの影響でライブ活動も止まってしまっています。しかしスタジオアルバムが2020年5月に発売されました。このコロナ影響時に、スタジオに集まってリハーサルをして、レコーディングをしたのは驚きです。活動を再開してからの2作品『パンクロックの奴隷 』(2018)『パンク修理』(2020)は超おすすめ盤です。

アルバムを聴いてあれっ?と思いました。演奏が上手いのです。やはり長年続けていたら、演奏も上手くなりますよね。昔の下手で荒削りのバンドでは無くなっていました。下手で荒削りで歌詞が過激なのが魅力だったのですが、演奏が上手くなってまた別の感じがあってこれはこれで大好きです。

今回はそんな亜無亜危異の作品を取り上げました。

アナーキー (1980)

1、ノット・サティスファイド

2、あぶらむし

3、ジョニー・B・グッド

4、3・3・3

5、シティ・サーファー

6、もうアウト

7、ロック・スター

8、団地のオバサン

9、季節の外で

10、ホワイト・ライオット

11、教室の中で

12、アナーキー

’80維新 (1980)

1、叫んでやるぜ

2、Suke In Weekend

3、ヒーロー

4、省エネSong

5、’80維新

6、80年の街

7、カシム

8、おかわりブギ

9、”530″

10、安全地帯

亜無亜危異都市 (1981)

1、アナーキー・シティー

2、戦争

3、石

4、心の銃

5、醒めるな

6、自由

7、TV

8、 TV (Dub)

9、都市 (まち)

10、探し出せ

11、Safety Zone 2

12、改革子供 (Revolution Kids)

Ready Steady Go (1981)

1、Ready Steady Go

2、頭の中

3、ファッション

4、わからない地図

5、平和の裏側

6、Rock’n Roll

7、Dancing Doll

8、High Way

9、時の流れ

10、アナーキー・ミュージック

11、Hey ブービー・ジョー

Anarchy Live (1982)

1、Ready Steady Go

2、ファッション

3、ヒーロー

4、3・3・3

5、缶詰

6、頭の中

7、Dancing Doll

8、High Way

9、アナーキー・ミュージック

10、叫んでやるぜ

11、都市 (まち)

12、平和の裏側

13、アナーキー・シティー

14、心の銃

15、LTD リミテッド

16、Roll Over Stone

17、団地のオバサン

18、ノット・サティスファイド

Anarchism (1982)

1、Rock’n Roll Star

2、Come On Let’s Go

3、地獄の天使

4、くそったれの街

5、やさしきRocker

6、Harder They Come

7、あらさがし

8、Hey!

9、赤いガラクタ

10、馬鹿者たち

11、屋根の下の犬

Rebel Yell (1983)

1、ファ ファ ファ

2、ア・ソ・コ

3、東京パンクス

4、トラ・トラ・トラ

5、風に吹かれて

6、逃げろ

7、満員電車

8、オデッセイ

9、イワシが街にやってくる

10、Doin’ My Thing

デラシネ (1984)

1、けだるい午後の昼下がり

2、Death Or Glory

3、バラッド

4、ちきしょう

5、デラシネ

6、今日もはじまっている

7、7・11にいこう

8、”ヤ”バイ

9、ハエ

10、Love Song -ラブソングはきらいだ-

Beat Up Generation (1985)

1、Sorenari

2、やるだけさ

3、Tokyoダンダンダン

4、酔わせておくれよ

5、旗をかかげて

6、第三の眼

7、ひとつ

8、Beat Up Generation

9、春のからっ風

10、今昔物語

アナーキー (1986) The Rock Band名義

1、ボーダー

2、No ジャングル

3、Harder They Come

4、Hey ! Rock Band

5、Tokyo・・・夢

6、フル フォー ユー

7、夜明けまで離さない

8、Our History Again

9、さびしい夜

10、さびしい夜

四月の海賊たち (1987) The Rock Band名義

1、四月の海賊たち

2、シーツ破く

3、サード ア・イ・ヤ

4、システム

5、Out Of Control

6、We Are R & R Band

7、クライブルー

8、悪い旅

9、オレを殺したい

10、カスパ

Anarchy Live 1994 (1994)

1、東京イズバーニング

2、あぶらむし

3、タレント・ロボット

4、ヒーロー

5、団地のオバサン

6、叫んでやるぜ

7、アナーキー・シティー

8、心の銃

9、3・3・3

10、缶詰

11、Ready Steady Go

12、Header They Come

13、けだるい午後の昼下がり

14、ちきしょう

15、逃げろ

16、ロック・スター

17、屋根の下の犬

18、ファ ファ ファ

19、旗をかかげて

20、デラシネ

21、ノット・サティスファイド

22、ジョニー・B・グッド

23、今昔物語

ディンゴ (1994)

1、ノーライフ

2、S・M (もっと もっと もっと)

3、No Way

4、Zero

5、似て非なるもの

6、Broiler

7、Illusion

8、世界中のコンピューターが狂いだす日

9、Bac “A” Teria

10、毒裁者

11、D.Y. Syndrome

Anarchy Syndrome (1998)

1、ノット・サティスファイド

2、3・3・3

3、缶詰

4、ロック・スター

5、ホワイト・ライオット

6、ノーライフ

7、No Way

8、Zero

9、けだるい午後の昼下がり

10、風に吹かれて

11、旗をかかげて

12、世界中のコンピューターが狂いだす日

13、心の銃

14、屋根の下の犬

15、Ready Steady Go

16、デラシネ

Paradox (1999)

1、パラドックス

2、I Know You

3、EMMA

4、中毒

5、WWJD

6、コールタール

7、欲望

8、Dr. Death

9、Ja Ja

10、アジテーション

Freaksnegoti (2000)

1、’パンクチュエーション’

2、ネゴシ

3、デカダンス

4、フリークス

5、Save A Fear

6、Survine

7、逆夢

8、Drop Sky

9、サイレントマジョリティ

10、カラス

11、スクレイピー

12、2 Vive

パンクロックの奴隷 (2018)

CD

1、パンクロックの奴隷

2、偽善者ワロタ

3、くるくるパトリオット

4、イカサマ伝道師

5、タブーの正体

6、弱者の行進

DVD

1、パンクロックの奴隷

2、心の銃

3、もうアウト

4、シティ・サーファー

5、逃げろ

6、バラッド

7、平和の裏側

8、Harder They Come

9、団地のオバサン

10、Ready Steady Go

11、改革子供(Revolution Kids)

12、旗をかかげて

13、デラシネ

14、”530″

15、くるくるパトリオット

16、屋根の下の犬

17、タレント・ロボット

18、ヒーロー

19、叫んでやるぜ

20、ノット・サティスファイド

パンク修理 (2020)

CD

1、馬鹿とハサミは使いYO !

2、ゴッドセイブだぁ

3、パンクのおじさん

4、洗脳ごっこ

5、総理大臣

6、檻の中の民主主義

7、プレイランド

8、イキってGO★

9、令和の星

10、ノー天気の子

11、世界に羽ばたけロックスター

DVD

1、叫んでやるぜ

2、シティ・サーファー

3、もうアウト

4、Suke In Weekend

5、おかわりブギ

6、省エネSong

7、ロック・スター

8、季節の外で

9、団地のオバサン

10、’80維新

11、タレント・ロボット

12、ヒーロー

13、”530”

14、安全地帯

15、ノット・サティスファイド

亜無亜危異 (アナーキー)はライブがおすすめ

スタジオ盤もいいのですが、やっぱりライブ盤がおすすめです。売れに売れた1980年と1981年のアルバムからの選曲が多いのですが、今までの全てのアルバムからの選曲されています。ベスト盤的な内容ですので、ライブ盤がおすすめです。今はスタジオ盤が廃盤状態のアルバムが多いので、入手出来る再結成後の2枚が特にオススメです。中古でも入手出来る様なら、『Anarchy Live』 (1982)、『Anarchy Live 1994』 (1994)、『Anarchy Syndrome』 (1998)のライブ盤がおすすめです。勢いが違います。

還暦でもパンクロックを続けている亜無亜危異。悪オヤジたち。この勢いで古希を目指して頑張って欲しいです。

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