偉大なピアニスト、Keith Tippett死去

また一人、偉大なミュージシャンが亡くなりました。フリージャズや即興演奏のパイオニア、Keith Tippettです。初めてKeith Tippettを聴いたのは、King Crimsonのシングルカットされた曲の『Cat Food』(1970)でした。このアバンギャルドなピアノは凄いと感嘆しました。King Crimsonのアルバム『Lizard』(1970)には、自身のバンドKeith Tippett Grupeのメンバーを連れて参加しています。このアルバムはKing Crimsonらしからぬアルバムですが、Keith Tippettがいい味を出しています。

Keith Tippettsに興味を持って、他に聞いたのはソロ作品の『Blueprint』 (1972)です。このアルバムも凄いアルバムで、驚きの連続で最初は何回も聴いてしましました。『Dedicated To You But You Weren’t Listening』(1973)も名盤でオススメです。

『Friday The 13th』 (1997)は、ミュージックコンクレーツの手法を取り入れた演奏法を使っていて、非常に興味を持ちました。ピアノの弦の部分に砂をかけて音を出しているのです。

奥さんのJulie Tippett (Voice)とのデュオ作品『Couple In Spirit』 (1988)、Couple In Spirit II』 (1997)です。特に凄いのはCouple In Spirit IIで、Julie Tippett Voiceパフォーマンスが凄すぎます。初めて聴く方は驚かれるのでは無いでしょうか。超名盤ですが、現在入手困難になっています。

『Septober Energy』(1971)Frames (Music For An Imaginary Film)』 (1978)ではプロデューサー的存在で、数多い有能ミュージシャンを集めた即興オーケストアです。このアルバムは超大作で超名盤です。

Keith Tippettは、ミュージシャンと言うよりも芸術家と言った方がいいかもしれません。貴重な存在でした。こんなミュージシャン、暫くは出てこないと思います。

心より御冥福をお祈り致します。

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