トリックミュージック、King Crimson Discipline

私は1年の始まりに必ず聴く曲があります。King Crimson『Discipline』です。もう何十年もこの習慣が続いています。『Discipline』とは規則や規律などの意味があり、1年の始まりに丁度いいと思い習慣にしたのが本当にこの曲を聴くと、今年も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。アルバム発表は1981年。

メンバーはRobert Fripp (Guitar)Adrian Belew (Guitar, Voice)Tony Levin (Bass, Stick)Bill Bruford (Electlic & Accostic Drum)という面々。初めてKing Crimsonにアメリカ人メンバーが参加した作品です。今までのKing Crimsonファンからは、『あれはCrimsonでは無い』と賛否両論ありましたが、私は肯定派です。今までに無いタイプの音楽で音のあやとり。トリックが至る所に仕掛けられています。ガムランミュージックの手法を取り入れており、音が1音ずつずれていっていつの間にかまた元に戻る数学的音楽です。なぜこんなことが可能かと分析したら、使っている音はペンタトニックの順番を変えていました。だから不協和音に聴こえないのかと感心した思い出があります。80年当初のクオリティー多種多様のエフェクターローランドギターシンセチャップマンスティックシモンズエレクトリックドラム等。今までKing Cimsonは同じメンバーでアルバムを作ったことがありませんでしたが、このメンバーで『Beat』(1982)『Three Of A Perfect Pair』(1984)の3枚のアルバムを発表しました。それくらいリーダーのRobert Frippは手応えを感じていたのでしょう。この『Discipline』以降は似た様な音楽性で、あまりヒットはしませんでした。このアルバムは衝撃的で、トリックミュージックが好きな人にはたまらない内容です。私は死んだら、棺桶に入れて欲しいくらい愛してやまないアルバムです。

1、Elephant Talk

2、Frame By Frame

3、Matte Kudasai

4、Indiscipline

5、Thelra Hun Ginjeet

6、Sheltering Sky

7、Discipline

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