トマト揃いが嬉しい、リノタイプのパチスロ

ご存知、リノです。なぜ5号機であんな連チャンシステムを作れたのか、打ち手もかなり驚きました。山佐も極秘製造で展示会も行いませんでしたし、プレイの仕方を書いてある簡素な板紙を出しただけで、ガイドブックも作られませんでした。基本トマト待ちで、トマトが中々揃わないし、揃っても連チャンもショボかったとすぐに人気が無くなり外されました。

その後攻略誌で解析が終わって発表されました。特殊1枚役が成立すると、逆押でトマトがテンパイし、左リールの3択で特殊1枚役を取りこぼすと変わりのトマトが揃うと分かると人気が再燃。今もバラエティーに1台とか以外に設置店舗が多いですね。リノ愛好家も多いはずです。確かに連チャンはショボい時はノーボーナス、連チャンすればピカ吾郎まで行くイメージが強いですね。

元々は初代リノ(ニイガタ電子発売も、製造は山佐)の裏モノの連チャン機がベースです。当然裏モノはメーカーは関与していません。ホールの間に入る販社がロムを入れ替えるのがほとんどでした。ホールが客寄せのために、ノーマル機導入後に業者にロム書き換えを依頼するケースもありました。そのゲーム性は、ボーナス終了後5G以内に小役を引けば連チャン確定と分かり易いシステムでした。裏モノで違法ロムでしたがゲーム性は素晴らしかったです。リノ=連チャン山佐も理解していて、4号機時代にはストック式のリノシリーズを出していました。5号機でのあの連チャンシステムを実現したため、他メーカーも相乗りしてリノタイプの連チャン機を出しました。

今回はリノタイプの台を特集しました。

リノ (山佐、2015年12月設置)

5号機の初代リノです。左リールの3択でトマトが揃い、ボーナス抽選ゾーンに移行。転落CBを引くと最後に左リールか右リールの2択でCBを揃えられなかったら連チャン終了は有名なところですね。レギュラーに偏ってしまったり、運悪くボーナスを引けずに転落も多く、連チャン終了後に即ヤメされるケースがほとんどですね。しかしこのゲーム性、画期的なシステムでした。

スーパーリノマックス (山佐、2016年4月設置)

初代5号機リノをもっと荒くしたのがこれです。特殊1枚役の確率が悪い変わりに、トマト揃いでボナス抽選ゾーンに移行したら転落CBの確率も落とされています。しかもビッグボーナス偏光型で、獲得枚数も多くなりました。トマトが1回揃えばワンチャンスある台で、夢がある台でした。

ビッグパルサー (バルテック、2016年4月設置)

山佐製造もバルテック名義で出した台です。初代リノよりも特殊1枚役の確率が良く、転落CBの確率も高い台だそうです。岡山の山佐直営店と徳島のバルテック直営店のみのテスト導入のみで、全国発売はありませんでした。トマトの代わりにスイカ揃いでボーナス抽選ゾーンに移行する様です。

ナイツ2 (山佐、2016年5月設置)

山佐が次に出したリノタイプの台は、左リールの2択でボーナス抽選ゾーンに移行するナイツ2でした。特殊1枚役の確率も高いけど、転落CBの確率も高い台で穏やかな台でした。ナイツと言う名称で出したのは失敗だったかもしれません。4号機ナイツファンからは、あんなのはナイツの続編では無いと言われていました。ボーナス抽選ゾーン移行するとろうそくランプが点灯します。一律15Gを過ぎるとランプは消えてしまいますが、まだボーナス抽選ゾーンいる可能性がある台で、やはりリプレイの連続で転落を見極める必要がありました。

ビッグドリーム in ロストアイランド2 (タイヨーエレック、2016年6月設置)

タイヨーエレック製造のリノタイプ連チャン機です。特殊1枚役成立で4択ですが、左リールの2択+右リールの2択と言われていましたが、恐らく右リールの4択だと思います。転落CBは右リール2択です。液晶でボーナス抽選ゾーンかボーナス無抽選ゾーンか判別出来ました。継続率90%と夢のある台でした。

南国物語 SPECILAL (オリンピア、2016年6月設置)

オリンピアから出たリノタイプの連チャン機です。特殊1枚役の成立で、2択でベル右下がりか小Vになればボーナス抽選ゾーンに移行します(変則押しだと中段リプ、リプ、スイカ)。獲得枚数が多いのですが、転落CB確率が高めで、こちらも2択で転落。重複役は無く、レバーオンで告知の分かりやすさでした。32Gを過ぎると金色画面から通常画面に戻って転落が分かります。32G過ぎても金色だった場合はまだボーナス抽選ゾーンにいることになります。ボーナスが引けなくて32G過ぎた場合は、やはりリプレイの連続でボーナス抽選ゾーンを見極める必要がありました。

パチスロ バルタン星人 (七匠、2016年設置)

七匠リノタイプ連チャン機です。右下がりか下段にコインが揃えばボーナス抽選ゾーンに移行で、左リールの3/4でコイン揃いします。転落はやはり2択でした。ボーナス抽選ゾーンに15枚チェリーを引くと、約40%から50%でボーナスと重複します。ボーナス抽選ゾーンの告知は無く、リプレイの連続で転落を見極める必要がありました。ビッグボーナス偏光型パチスロなので、一撃性がありました。

スーパーリノXX (山佐、2018年12設置、6号機)

6号機で山佐が出したリノです。初代5号機リノスーパーリノマックスの中間くらいの特殊1枚役の確率で、継続率はスーパーリノマックスより高い台でした。レギュラーが無く、バー揃いでもビッグボーナス扱いで約100枚しか獲得出来ませんでした。バウンドストップと遅れを初めてリノタイプに導入した新たな試みも、獲得枚数の少なさですぐ客が飛んで外されてしまいました。転落はリプレイ成立時に上部ランプでボーナス抽選ゾーンからの転落か判別出来る場合がありました。

山佐以外のメーカー、急いで作った

山佐リノを発表してから、タイヨーエレック (サミー系)、オリンピア、七匠リノタイプの台を発表しましたが、急いで作った感があります。ビッグドリーム in ロストアイランド2は、サミーからパチスロ ロストアイランドというAT機がすでに発表されています。また、サミー系からビッグドリームというパチンコも出ていて、ロストアイランドを合体させて急いで作った感じです。モチーフはすでに出来上がっている台から取っています。

南国物語SPECIALは、そのまま南国物語を利用しています。筐体もリールデザインも全く同じです。ロムだけ書き換えた感じです。オリンピアリノシリーズの影響を受けて、リノのシステムの応用版のパチスロ ルパン三世 世界解剖という台も出しました。一時期かなり設置されましたが、かなり厳しいゲーム性だったのですぐに外されてしまいました。

バルタン星人のモチーフは、七匠の1つ前のボーナスタイプのパチスロ ウルトラマンです。リール配列は違いますが、リール図柄や筐体は同じです。どのメーカーも山佐に遅れをとってはいけないと、急いで作ったんでしょうね。

最大手のユニバーサルは、リノタイプは作りませんでした。この選択は正解だったかもしれません。

リノタイプの勝利は運と勘

私は4号機の裏モノリノが大好きだったので、5号機リノタイプの台はかなり打ちましたがかなり負けています。たとえ設定6に座れたとしても、特殊1枚役成立時に押し位置が正解しないと一向にボーナス抽選ゾーンに入りません。また転落CBを引いてしまった場合の回避も2択で、運が悪いとボーナスを引けずに転落なんてよくあります。

5号機でボーナスが連チャンするシステムは画期的でしたが、収支が全然安定しません。運と勘です。この台は。しかしリノ連チャンを味わってしまうと、やめられないんですよね。

パチスロ開発力は山佐が一番かも

山佐で極秘に作られて中毒者を出したリノですが、こんな光景を以前見たことがあります。4号機時代にニューパルサーが大ヒットしました。満を持して発表した続編のキングパルサーです。一見ボーナスタイプと思っていましたが、すごい連チャンしました。解析後にサイレントストックを採用していると判明して、どのメーカーもサイレントストックの台を製造しました。現在ストック機は認められていませんが、4号機時代はどの連チャン機もストック方式を採用していました。山佐が開発して、他のメーカーが後に続く感じです。どのメーカーも有能な開発者が多いはずですが、新しいシステムが出来上がると始まりは山佐というのが多い気がします。岡山県のパチスロメーカーの老舗、侮れないメーカーです。しかし6号機のスーパーリノXXは大コケしたので、今後リノタイプは出ないのでは無いでしょうか。7号機で規制緩和になったら出るのかもしれませんが。

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